リアルタイムPCR

リアルタイムPCRでは目的の遺伝子配列分子を指数関数的に増幅させて、その遺伝子が存在するかしないかのみならず、その量を測定することが可能です。
リアルタイムPCRの測定機序は以下のとおりです。
蛍光試薬を使用して確認をします。
プローブといって標的遺伝子と相補的な配列を持つ1本鎖DNAに発光色素をがついたものとクエンチャーと呼ばれるものがあります。
蛍光色素はクエンチャーに吸収されます。ポリメラーゼという酵素がプライマーから伸長し、DNAの合成が始まります。
ポリメラーゼによりプローブが分解されると蛍光色素はクエンチャ―から離れ、離れることにより距離が大きくなるためクエンチャーの吸光が制限されて蛍光を発します。
この蛍光が光ることにより目的の遺伝子の存在をリアルタイムPCR装置によって検出できます。
新型コロナウィルスのPCR検査について
株式会社human investorでは、新型コロナウィルスのPCR検査も行っております。