35歳以下でも安心ではない?NIPTにおける染色体異常の可能性

35歳以下の人はNIPTを受けなくてもよいのか

お腹の赤ちゃんはきっと元気に生まれてくるはず!でも、本当に大丈夫か心配…。初めての妊娠でもそうでなくても、妊婦さんは常に喜びと不安が背中合わせ。

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる約10ヶ月間。この妊娠期間を長いと感じる人も短いと感じる人も様々だとは思いますが、誰もが安心した妊婦ライフを送りたいものです。

そんな、短いようで長い妊娠期間の不安要素を少しでも取り除きたい、妊婦さんの為のNIPT(新型出生前診断)。この、NIPTの検査をを受ける人は年々増加しています。

ですが、NIPTの検査は認定施設では35歳以上の人しか受ける事ができないのです。では、35歳以下の人は受けなくても安心という事なのでしょうか?

染色体異常の頻度と年齢について

妊婦年齢  ダウン症の子が生まれる頻度(出生千対) 何らかの染色体異常をもつ子が生まれる頻度(出生千対)
20歳  1人/1667人中(0.6)  1/526人中(1.9)
25歳  1人/1250人中(0.8)  1/476人中(2.1)
30歳  1人/952人中(1.1)  1/384人中(2.6)
31歳  1人/909人中(1.1)  1/384人中(2.6)
32歳  1人/769人中(1.3)  1/323人中(3.1)
33歳  1人/625人中(1.6)  1/286人中(3.5)
34歳  1人/500人中(2.0)  1/238人中(4.2)
35歳  1人/385人中(2.6)  1/192人中(5.2)
36歳  1人/294人中(3.4)  1/156人中(6.4)
37歳  1人/227人中(4.4)  1/127人中(7.9)
38歳  1人/175人中(5.7)  1/102人中(9.8)
39歳  1人/137人中(7.3)  1/83人中(12.0)
40歳  1人/106人中(9.4)  1/66人中(15.2)
41歳  1人/82人中(12.2)  1/53人中(18.9)
42歳  1人/64人中(15.6)  1/42人中(23.8)
43歳  1人/50人中(20.0)  1/53人中(30.3)
44歳  1人/38人中(26.3)  1/26人中(38.5)
45歳  1人/30人中(33.3)  1/21人中(47.6)
46歳  1人/23人中(43.5)  1/16人中(62.5)
47歳  1人/18人中(55.6)  1/13人中(76.9)
48歳  1人/14人中(71.4)  1/10人中(100.0)
49歳  1人/11人中(90.9)  1/8人中(125.0)

上の表を見てわかるように、年齢が上がるにつれてダウン症や何らかの染色体異常をもつ子供を出産する確率が高まります。ですが、35歳から急激に上がっているというわけでもなく、35歳以下でも確率は0ではないのです。

染色体異常のリスクは女の人だけではない

妊娠や出産においては女性の年齢ばかりがメディアなどでも取り上げられていますが、男性の年齢も関係しているのです。アメリカの研究によると、35歳以上の男性においても遺伝子変異のリスクが高まるという結果が出ています。

男性の精子は細胞分裂を多く繰り返す為、遺伝子変異が生じやすく、年齢による老化によって異常が生じるようになります。父親が高齢の場合は自閉症などの脳機能障害が増え、母親が高齢の場合はダウン症などの染色体異常の子供が増えるとも言われています。

母親の年齢が35歳以下だとしても、父親の年齢が35歳以上の場合は注意が必要かもしれません。

35歳以下でNIPTの検査を受けるには

アメリカでは全ての年齢の妊婦さんがNIPTの検査を受ける事を推奨されていて、年齢には関係なく一般的な検査となっています。

35歳以下でNIPTの検査を受けたい場合は、認定外施設で検査を受けることになります。認定施設と認定外施設で検査の結果が大きく変わることなどはありません。不安に悩む前に、まずは一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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